第10回福岡メディカルラリーに出場!

第10回福岡メディカルラリーに出場しました!

メディカルラリーとは専門の医療チームが、様々な状況設定の中、特殊メイクアップをした模擬の傷病者を診察して、決められた時間内に、どれだけ迅速で正確に治療を行なうことができるかを競い合う救急医療の競技会です
千鳥橋病院は粕屋南部消防本部と合同チームを編成してここ数年継続的に出場しています。

医師2名、看護師2名、救急救命士(救急隊員)2名で構成する6名1チームで参加し一次救命処置や集団災害・トリアージ・外傷・多数傷病者事案など様々な状況においていかに迅速・正確な診療・治療が行われるかを福岡のみならず全国から参加するチームと競技します。

 

交通事故の現場では警察機関なども要請し安全を確保してからの医療活動となります。傷病者対応のみならず、ご家族や発見者など一般の方からの情報収集や接遇面などのコミュニケーションスキルも大事です。

テロなどの想定もありました。
C(Command & Control 指揮と調整、連携) S(Safety 安全確保) C(Communication 情報伝達)A(Assessment 評価) T(Triage トリアージ) T(Treatment 治療) T(Transport 搬送)。
安全確保したうえで、優先順位を決めていかに迅速に初期治療を行い、適切な医療機関に搬送まで行えるかなどを求められます。

模擬傷病者への対応とはいってもメイクアップした傷病者や実際に煙などもあがりリアリティあふれます。
このような多数傷病事案などでは医療チームの人数も限られている為、トリアージといって傷病者の中でも優先順位を決めて傷病者に対応していきます。
傷病者のいる範囲が広いため医療チームも広がって対応しますのでチーム間での情報共有もポイントです。

一次救命処置では「救命の連鎖・リレー」。
家族が通報をして医療チームが到着するまでの間、じっとただ待たせるのではなく電話口での一次救命処置(BLS)の指導。
到着後は速やかに交代し一次救命処置を継続しながら情報の収集。
質の高い胸骨圧迫やチーム連携を求められます。

大会ですので順位にはこだわりたいところですが、、、。
そこを目標とするのではなく、参加するにあたりたくさん練習してきて身についた知識や技術の共有、還元。
チャレンジャーの6名以外にも様々な分野で協力をしてきた20名を越える院内のサポートメンバーとの連携。
普段は施設外と施設内で引き継ぎの時にしか関わる事のできない救急隊との関わりなど、今回もたくさん得られるものがあったと思います。
当日の模様は千鳥橋病院 第12回TQM(医療の質向上交流集会)で参加報告として一部ではありますが放映します。
(2016年12月11日 ガスホール)

4年間出場していく中で徐々にその輪は院内全体に広がりつつあります。
今後も継続参加していき、その過程で得たものが千鳥橋病院の救急医療の質の向上に繋がればと思っております。

千鳥橋病院 救急センター 看護師 野口麻奈美 池邊朋大

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